運営されているWebサイトにおける重大な著作権侵害の放置、および通報機能未設置に関するリスクのご指摘と改善要求
運営されているWebサイトの運営体制、およびユーザーによる投稿内容について、Web開発およびリーガル観点から見過ごせない重大なリスクを確認したため、ご連絡いたしました。
現在、サイト内において一般ユーザーがレビュー登録を行う際、メーカーの公式サイト等から無断でダウンロードした製品画像や広報用アセットを、権利者の許諾なくアップロード・使用しているケースが多数見受けられます。
これらは、以下の点で明確な違法行為、および運営としての責任問題に発展するリスクがあります。
1. ユーザーによる無断転載(著作権法第21条、第23条違反)
各メーカーや撮影者が権利を持つ製品画像を、ユーザーが勝手にダウンロードしてサーバーにアップロードする行為は、「複製権(著作権法21条)」および「公衆送信権(著作権法23条)」の明確な侵害(著作権侵害罪)です。
2. サイト運営側の法的責任(プロバイダ責任制限法における免責要件の不認可)
通常、ユーザーが著作権侵害を行った場合でも、サイト運営者は「プロバイダ責任制限法」に基づき一定の免責を受けられますが、それには「権利侵害を知った時、または知ることができた時に、速やかに削除措置を行うこと」が絶対条件となります。
しかしながら、現在サイト内には、不適切・違法なコンテンツを第三者が運営に通報する「通報機能(報告・削除申し立て窓口)」が一切存在しません。
通報窓口を設置していないということは、「権利侵害を覚知・是正する仕組みを意図的に放棄している」とみなされ、免責が認められず、運営者自身が「著作権侵害の不法行為の共同正犯、あるいは幇助(助長)」として、メーカー等の権利者から直接、損害賠償請求やサイト閉鎖の差付請求を受ける重大な法的リスクを抱えることになります。
3. プラットフォーム運営としての致命的な瑕疵
Web上のUGC(ユーザー生成コンテンツ)を扱うサービスにおいて、「不適切なコンテンツを報告する機能(通報機能)と、それらを速やかに削除する仕組みの導入」は、各種ガイドラインやサーバー・決済ベンダー等の規約においても必須の生命線です。現状の体制はこれに著しく反しており、いつサービス停止処分(ドメインやサーバーの凍結など)を受けてもおかしくない状態です。
【改善要求】
インフルエンサーとしての知名度を利用して多くのユーザーを巻き込んでいる以上、法を遵守した健全なプラットフォームを運営する責任があります。一刻も早く以下の措置を講じることを強く求めます。
規約違反・著作権侵害コンテンツを即座に運営へ報告できる「通報(報告)ボタン」および専用窓口の設置
現在アップロードされている、他社の著作権を侵害している製品画像の全件削除、および今後のアップロード禁止措置(API連携等による正規画像取得への切り替えなど)
本件を放置し続け、万が一メーカー各社や権利者団体による法的手続き、あるいはネット上でのコンプライアンス問題へと発展した場合、これまでの信用を大きく失墜させることになります。迅速かつ適切なご対応を期待いたします。